名古屋の人なら誰でも知っている双塔の布池教会。その中にある布池文化センターは、語学・趣味・教養・音楽など多様な講座を持ち、「ともに学ぶ心のひろば」として広く市民に親しまれています。ここはゴシック建築の会堂に響くパイプオルガンの調べ、多くの外国人講師と共に語り、学び、また音楽やダンスに興じ、ゆたかな感性に触れられ、知的興味を刺激される時間と空間があります。
私たちは"教育"を"ビジネス"と、とらえることはできません。元は1966年に始められた"より新しくなる運動(The Renewal Movement = Y.A.U.)"に端を発します。これは世界的に有名な"炎をなす運動(The Focolare Movement)"の「一致」の理想をこの日本で開花させようとした精神的社会運動でもありました。その活動の一端として、地域社会の要望によって始められた布池文化センターの活動は、ゆたかな国際性を背景に独自の社会教育活動を展開してまいりました。 |